高齢になると、肺炎のリスクや食べたものが器官に入ってしまう誤嚥のリスクがあります。

 

そのため、西山耳鼻咽喉科医院院長西山耕一郎先生は著書「肺炎が嫌ならのどを鍛えなさい」

で5つののど体操を進めています。

 

のど運動で肺炎予防になるって本当?

のどを鍛えれば10年寿命が伸びると言われているその効果とは?

 

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のど運動のやり方と効果とは?


西山先生は、こののど体操を「ハイトーンボイスカラオケ」と称してのど運動をすることで飲み込む力やのどの筋肉が鍛えられ、気管にはいることを防ぎ、誤嚥のリスクを防ぎ、肺炎になりにくくすると言われています。

 

のど運動のやり方

 

①ごっくんトレーニング

 

・「嚥下顎体操」は、へそを除くように手根部をおでこに当て5秒間押す。その時、喉ぼとけにぐっと力が入っていればOK。

 

・「顎持ちあげ体操」は、顎を力いっぱい引き、顎の下に両親指を入れ、顎は下に指は上にお互い押しあうようにして5秒間キープする。喉ぼとけ周辺に力を入れて5~10回。

 

・「のどE体操」は、口を横に広げて、イーと長く発して5秒間キープ。

 

・「シンクスワロー」は、唾をゆっくり飲み込んでから嚥下を行う。喉ぼとけをゆっくり動かし、2,3回行う。

 

・「深呼吸をする」は、息を口からゆっくり長く吐き、口からゆっくり吸う。

 

出来るだけゆっくり深く呼吸するのがポイントで2,3回行う。

 

・「首を左右に倒す」はゆっくりと首を真横に倒し、1秒ストップして左右交互に2,3回行う

 

・「首を大きく回す」は左右各2~3回、首を大きく回す。

 

・「舌だし体操」は口を開けて舌を思いっきりつき出し、上下左右の順に思いっきりまげて動かす。これを2,3回行う。

 

・「胸張り腕あげ体操」は、まっすぐに立ち、体の後ろで手を組んで胸を張るようにして両腕をあげる。

 

顔をあげて肩甲骨をぎゅっと寄せるようにし、出来るだけ身体をそらせ、両腕が上がらないところで10秒間キープする

 

②シャキア・トレーニング&舌あげ体操

 

枕なしで仰向けになりリラックスする。両肩を床につけたまま、頭だけ上げてつま先を見る。

 

出来るだけ頭を高く上げたら、30秒~1分間そのまま静止し、ゆっくりと頭を下す。

 

上下の葉を軽くかみ合わせ、舌の先を上あごに当てる。

 

息をこらえ、舌全体を上あごにのせるようにし、喉ぼとけをあげる。うまくできない時は唾を飲み込み、その状態を3秒間続ける

 

③ペットボトル体操

 

空のペットボトルを思いっきり吸ったり、吐いてパンパンにしたりする

 

④風船ふくらまし&吹き戻し

 

1日1回風船を膨らます運動かおもちゃの吹き戻しをする

 

⑤ハイト―ンボイスカラオケ

 

力を入れすぎずに高い声で歌うこと。

 

⑥喉ぼとけスクワット

 

アエイウエオアオで発生練習をする。アイエを高く、ウオを低く発生してもよい。

 

のど運動の効果は?

 

 

のど運動をした結果、飲み込む、呼吸をする、声を出す、笑うなどがすべて動作の動作が飲み込む力が必要であり、のど運動はこれらの動作がすべて効果的にできるようになります。


のどを鍛えれば10年寿命が伸びる?

 

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のど運動をして、飲み込む力が鍛えられると死因第3位の肺炎になるリスクが低くなります。

 

飲み込む力が低下した高齢者が肺の方に唾液や食べ物が入って起こす誤嚥性肺炎が一番多い肺炎です。

 

のどを鍛えると、食べ物を飲み込みにくくなっていた人が食べられるようになります。

 

食べ物が沢山食べられるようになれば元気になります。

 

のど運動をして飲み込む力を鍛えることは、10年寿命を延ばす効果があるのです。

誤嚥性肺炎にならないために

のどの力があり、元気な人なら普通は咳をして気管に入ったものを出します。

 

しかし、体力や免疫力が弱ってくると誤嚥を起こし細菌が繁殖して肺炎になってしまうのです。

 

少量、食べ物が入っても肺炎になるとは限りません。誤嚥になるかは誤嚥したものの量やその人の抵抗力によります。

 

高齢になると、のどの力が弱ってくる上に抵抗力が弱くなるため、誤嚥性肺炎になるリスクが高くなります。

 

誤嚥性肺炎にならないために、次のことがおすすめです。

 

①のど運動をする

②話をする

③歌を歌う

④よく噛んで食べる

などです。

 

のどの機能が弱っている時は、食事中のおしゃべりは逆に唾液や食べ物を気管に入れてしまうことになるので要注意です。

 

女性の方が男性より長生きできる要因の一つは、おしゃべり好きでのどをよく動かしているということです。

 

社交的だとカラオケをしたり体を動かしたりする機会が増えてきます。

そのため、女性は健康寿命が長いのです。

 

誤嚥性肺炎予備軍の症状

 

誤嚥性肺炎予備軍の時に発見すると、早く手を打つことができます。

 

高齢者なら早めに受診することで肺炎に進む前に直すことができます。

誤嚥性肺炎予備軍の症状は次にあげるようになります。

 

①むせる

②せき込む

 

40代からのどの機能は低下していき、食べた時や話をしている時にむせや咳込が頻繁にある場合は、飲み込む力が弱っている可能性があります。

 

高齢者になると誤嚥性肺炎になる予備軍なのでのど運動で喉の筋肉を鍛えましょう。

 

まとめ

 

のど運動はテレビを見ながらなど、ちょっとした合間に5分でできるので毎日続けると効果が表れます。

 

誤嚥性肺炎にならないように今からのどの筋肉を鍛えておきましょう。

 

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